脚がむくみやすい看護師向けのセルフケア術

看護師は主に立ち仕事であり、脚が非常にむくみやすいといわれています。1日を通して脚の太さが違うなら、リンパが停滞していることが原因だと考えて良いでしょう。放置しておくと脚のだるさにつながり、仕事や生活に支障が出てきてしまいます。できれば毎日しっかり入浴して、リンパマッサージで足をほぐすのが理想的です。

実際、熱いお風呂に入っただけでリンパが流れると思われがちですがそうではありません。実際は皮膚の表面を温めているだけで、身体の芯までには熱さは到達していないものです。それよりも、ぬるめの湯にじっくりと浸かることが大切で、時間は20分くらいが好ましいとされています。のぼせやすい人は全身浴をやめて半身浴にするなど工夫をしましょう。むくみを放置すると脂肪が付着しやすくなり、脚太りの原因にもなるので注意したいところです。

定期的にリンパマッサージをすれば、老廃物を効率よく排出できるようになります。老廃物は脂肪周りに溜まりやすく、放置しておくと慢性疲労や肥満の原因になるといわれています。人は体重が増えれば、その分身体にかかる負担も大きくなるので、体重コントロールは欠かせません。

体重コントロールの点でいえば、食事管理も大事です。特に看護師は、ストレスが溜まりやすい職業柄、暴飲暴食に走ってしまう人が多いです。自身の基礎代謝量を知り、カロリー計算をしながら食事を取ることをおすすめします。同時に、脂肪を燃焼してくれる筋肉を付けることも大事です。年齢と共に筋肉量は減っていくため、普段から筋肉の元となるタンパク質をきちんと摂るようにしましょう。

そして飲酒は適量なら問題ありませんが、飲み過ぎると集中力の低下やむくみの原因になってしまうので注意が必要です。病気になって治そうとするのではなく、かからないよう予防する意識を持つようにしましょう。